はじまりここから

下手の横好きではじめたエッセイ風のブログです。平凡な日々の中で感じたことを少しだけエモく綴っています。ジャンルはニュースや音楽など。

芸能界の沈黙と告発、そして暴露

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芸能人の浮気や不倫。文春砲。興味はない。

まぁ、まったく興味がないと言えば嘘になるので、「趣味ではない」ぐらいに言っておく方が適切だろう。

ファンならショックを受けることなのかもしれないが、ファンと言えるほど好きな芸能人はいない。

でも、もし新垣結衣が不倫したら、ちょっとショックを受けるかな。星野源の方が浮気するならショックを受けないし、驚きもしないけど。

もちろん星野源はあくまで例えであって、浮気や不倫なんて一般人でも珍しくないんだからと言いたい。とりわけモテる芸能人にとって誘惑はそこらじゅうにある。聖人でもない限り、欲求を抑えることは難しいだろう。

スポンサーや事務所と違い、利害関係のない一般人からすれば、所詮は身内の問題に過ぎないし、ゲス不倫だろうと他人の話にわざわざ怒りを覚えることはない。

でも、あくまでそれは男女の間に合意がある前提での話だ。有利な立場を利用してオラオラと女性に性行為を強要する野蛮な行為は、他人の話でも聞いていて胸くそが悪い。

note.com

最近話題になった某映画監督の名前を思い出した。

noteに書かれている内容が事実かどうか確かめる術はないが、何人もの人間から同じように告発されていることを考えると、信じるに値する。

一般人からすれば、芸能界は未知の世界だ。光と影のように、煌びやかな世界と黒く澱んだ世界が表裏一体で存在するイメージがある。

枕営業が本当にある話なのか、まことしやかに噂されているだけなのか、十中八九あるとわかっていても、週刊誌の記事をすべて鵜呑みにはできないこともわかっている。

しかし、これからは変わっていくのかもしれない。数年前に海外で#MeToo(ミートゥー)運動*1が巻き起こったように、鈴木砂羽さんが自らの体験を告白したように、勇気ある告発が業界にはびこる悪しき慣習を浄化するのかもしれない。

沈黙だけが唯一、自分の身を守る手段という時代は終わらせるべきだ。

他方、法律や倫理の問題は別として、今、暴露チャンネルなるものまで注目を集めている。続く人間が増える可能性はある。

暴露行為を肯定する気にはなれないが、皮肉にもそれが変化のきっかけを与えるかもしれない。過去に犯した過ちで、ビクビクしている男たちは少なくないだろう。

過激なシーンを見るのが得意ではないので、某映画監督の作品をほとんど見たことがない。『新宿スワン』は面白かったけど、そう言えば、その主演男優も色々と暴露されているそうな・・・。

できれば、そんなことは知りたくなかった。不祥事のニュースを聞く度にいつも思う。才能と人間性は別物だと。

想像に過ぎないが、芸能人は雇用契約などの条件が複雑で労働者としての権利や環境が守られにくい。長時間労働は当たり前で、いまだにハラスメントが多く残る。そんなことはないだろうか。

働き方改革のような枠組みが一般の社会人と違って芸能人には当てはめにくい。それは確かだろうが、いつまでも旧態依然のままでいることを良しとする空気がハラスメントの温床になっている気がする。

映画監督による女優への性行為の強要は典型的な対価型のセクシャルハラスメント*2だ。難しくても、芸能界は変わらなくてはいけないんじゃないかと思う。

我々一般人も中途半端な正義感を振りかざして、個人の浮気や不倫をネチネチ責めるぐらいなら、業界に残る悪しき慣習を責める方がまだ正義と言えるのではないだろうか。

無性に言いたくなってみた。

 

おわり

*1:性暴力やセクハラの被害経験をハッシュタグ「#MeToo」をつけてSNSなどに投稿するキャンペーン

*2:職場において、労働者の意に反する性的な言動が行われ、それを拒否したことで解雇、降格、減給などの不利益を受けること

意識高い系と言われるNewPicksのオリジナル動画番組を紹介

この記事ではソーシャル経済メディアNewsPicks(ニューズピックス)が独自に配信している動画番組について紹介します。

NewsPicks(ニューズピックス)

「経済を、もっとおもしろく」のキャッチコピーで、600万人以上のユーザー会員が利用するニュースアプリです。

<こんな人におおすすめ>

・注目度の高い経済のニュースをすばやく効率的に収集したい人

・普段からニュースを深く読み解けるようになりたい人

・経済や政治のトピックスを体系的に学びたい人

キャリアアップや起業を目指している若いビジネスパーソン、学生には特におすすめです。

(新聞をやめてNewsPicksに乗り換えた理由はコチラ)

hajimarikokokara.hatenadiary.com

(NewsPicksの料金やコンテンツに関する紹介はコチラ)

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オリジナル動画番組

番組により更新頻度は様々ですが、現在(※2022年4月時点)継続中のレギュラー番組は12本、過去作品も含めれば番組数は45本に上ります

別の記事で紹介した音声番組に比べて動画番組はラインナップが豊富です。

(NewsPicksの音声番組についてはコチラ)

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一見難しそうなテーマでも、進行役にタレントさんを使ったりしながら、見やすい番組構成になっています。

有料会員(プレミアム)に加入すれば、すべての動画が見放題です。一部は無料で公開されてますので、気になる方はぜひ試しに視聴してみてください。

今回は代表的なレギュラー番組8本を紹介したいと思います。

HORIE ONE

ホリエモンこと堀江貴文さんが色んなゲストを招き、幅広いテーマで対談する番組です。歯に衣着せぬ発言で物議を醸すことも多い堀江さんですが、知識の豊富さや話の面白さは圧倒的です。お世辞抜きに面白いし、為になる話も多いです。食わず嫌いをせず、ぜひ見て欲しい番組です。

2022年3月には番組がラブコールを送り続けた菅義偉前首相が出演されました。堀江さんと菅さんの貴重な対談が遂に実現です。

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2sides

タレントの加藤浩次さんが司会を務める番組です。基本コンセプトは、決められたテーマに意見の異なる2人のゲストを招いて、トークバトルさせる番組です。

わりやすい例を挙げると「持ち家vs 賃貸」や「選択的夫婦別姓 賛成 vs 反対」などのテーマがあります。

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伝書鳩TV

登場するのはシリコンバレーに住むジャーナリストのNaoとyohee。そして、セレブ投資家のRay。唯一アニメーションが使用されている番組で、3人のコミカルなやり取りが面白いです。

覆面調査でスターバックスより高い評価を得た「バイオコーヒー」を開発・生産する企業など、アメリカ発のテック企業を中心に要注目のスタートアップをいち早く3分間で紹介してくれます。

ちなみに投資家Rayの正体はピジョン、トランスコスモス、Zホールディングス、DeNA、LINEなど名だたる企業の社外取締役を歴任されている実業家の鳩山玲人さんです。

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WEEKLY OCHIAI

落合陽一さんがパーソナリティを務めるライブドキュメンタリー番組です。人気番組で既にシーズン5まで突入しています。

いわゆる芸能人ではないので名前を知らない方も多いかもしれませんが、日本テレビ系『news zero』に出演している落合さんを見て「この人誰だろう?」と思った人は結構多くいるのではないでしょうか。

筑波大学図書館情報メディア系准教授、デジタルネイチャー開発研究センター・センター長。ベンチャー企業や一般社団法人の代表を務めながら、政府有識者会議の委員等も歴任されています。

メディアアーティストとしても活躍され、国内外で何度も賞を取っているマルチな才能の持ち主です。

2022年1月には岸田首相とも番組内で対談されていました。

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THE UPDATE

タレントの古坂大魔王さんが司会を務める討論番組です。TVタックルのように複数のゲストでひとつのテーブルを囲んで、それぞれの意見を主張し合う番組です。

過去の放送には「早期退職時代 FIREで人は幸せになれるのか(ゲスト:厚切りジェイソン)」や「人生を切り拓くビジネス哲学とは?(ゲスト:ローランド)」の回があります。

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NewDoor

「世の中には2種類の男しかいない。俺か、俺以外か」数々の名言で有名なホスト界のカリスマROLANDさんとモデルの奥井 奈南さんが司会を務める番組です。

ROLANDさんは現在、美容や飲酒業界を中心に実業家として活躍されています。

番組では、テーマに沿った専門家をゲストに招き、リモートで繋いだ一般視聴者からの悩みに答えていきます。

身近な悩みから専門的な相談まで、ROLAND流のユーモアを交えたトークを展開してくれます。

ソフトバングの孫正義氏にも認められたプレゼンの達人を招き、効果的なプレゼン方法を学ぶ回などがあります。

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OFFRECO.

企業や業界、ビジネスの「ここだけ話」を深掘りする番組です。お笑いコンビ『平成ノブシコブシ』の吉村崇さんを司会に、産業医の大室正志氏さんがレギュラー解説員を努めています。

『受験業界』の今を語る回や『ホワイトハッカー』について語る回など、興味を持ちやすいテーマが多いです。

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2040 未来からの提言

2040年を見据えて日本人がどのように生き抜いていくべきかを考える番組です。元日本マイクロソフト代表取締役社長で、投資コンサルティング会社「インスパイア」設立後、早稲田大学客員教授を務める成毛眞さんが司会を務めます。

テクノロジー系のテーマを扱うことが多いですが、NewcPicksの別番組『メイクマネー』(若手起業家がホリエモン率いるNewsPicksオールスターズの前でプレゼンする番組)に登場した小学生起業家と対談する回もあります。

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便利な再生機能

ダウンロードによるオフライン再生

外出中に動画のストリーミング再生を利用するときは、データ量を多く消費するので注意が必要です。

そこで役に立つのがダウンロードによるオフライン再生プレミアム(有料会員)では動画をダウンロードすることもできます。

家庭内にWi-Fi環境が整っている場合、事前に見たい動画をダウンロードしておけば、外出中はオフライン再生で通信量を消費せずに済みます。

使用できる通信量が小さいプランに契約している人でも安心ですね。

バックグラウンド再生とピクチャ・イン・ピクチャ機能

バッググラウンド再生機能により、動画の音声だけを再生しながら、スマホで他のアプリの操作ができます。ポケットに入れても誤動作しないのも便利ですね。

さらにはピクチャ・イン・ピクチャ機能により、小窓で動画を再生しながらでも、バッググラウンド再生と同じように他のアプリを利用することができます。

料金

NewsPicksは無料で利用することはできますが、プレミアムと呼ばれる有料会員になることで、NewsPicks編集部のオリジナル記事や海外トップメディアの翻訳記事に加え、独自配信している動画番組や音声動画を利用できようになります。

  • 月額プラン   ¥1,700 /月(¥20,400 /年)
  • 年割プラン   ¥1,250 /月(¥15,000 /年)
  • 3年割プラン ¥1,083 /月 (¥13,000 /年)
  • 学割プラン     ¥ 500 /月 ( ¥6,000 /年)

※2022年3月時点の価格です。年割は12ヶ月分を、3年割は36ヶ月分を、一括でのお支払いが必要になります。

30日間の無料体験ができるので加入の前にはお試しいただくことをおすすめします。

まとめ

以上、いかがでしたでしょうか。

冒頭でも書いた通り、動画番組はラインナップが充実しています。ご紹介したレギュラー番組以外にも短編のシリーズもありますし、既に終了した番組はアーカイブで視聴することができます。

例えば、1年ほど前(※2021年3月)に公開された『5 Speech.』では、新社会人に向けて、5人の著名人が15分間の1テイクで祝辞を送る企画でした。

普段NewsPicksでは見かけない千原ジュニアさんも登場していたり、今聴いても十分に面白い番組です。

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文字に起こしきれない情報がたくさん詰まっていますし、長い文章を読むのが苦手な人でも動画なら受け入れやすいですよね。

『池上彰のニュースそうだったのか!!』や『ビートたけしのTVタックル』が好きな人はきっとハマるんじゃないでしょうか。

映像を見なくても内容は十分理解できますので、ポッドキャストと同じように「ながら聴き」で楽しむのも個人的におすすめです。

個性的な番組が揃っていますので、きっとお気に入りの番組が見つかるはずです。それでは、読んでいただいた方の参考になれば幸いです。

 

興味を持っていただけた方はこちらかアプリがダウンロードできます。

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GalaxyのCMから聴こえてきた美しい曲の正体はYUKI『大人になって』のカバー曲だった

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カラオケみたいなカバーソングはつまらない。クセが多少強くても、カバーするアーティストがオリジナルのアレンジを効かせてこそ、カバーソングは聴いていて面白い。

たまに原曲からイメージが離れ過ぎてしまう曲もあるが、それも含めてカバーソングの魅力なんだと思う。

けれども、この前あるカバーソングを聴いたときはちょっと違っていた。ボーカルが変わるだけで十分過ぎるほど魅力的に感じられた。

大人になって

なんで なんで

人は生まれ 愛を知っていく

悩める美しい若き日々よ

この歌詞に聴き覚えはないだろうか。スマートフォンGalaxyのCMで親子の映像と一緒に流れてくる曲の歌詞だ。僕は初めて聴いた瞬間にビビっときてしまった。

ぶっちゃけあの短いCMを見るだけでも、ちょっとウルってきそうになる。それぐらい曲に感情を引き寄せられていく。

「誰の曲で、誰が唄っているのか?」たまらず気になって調べてみた。

すると、YUKIのカバー曲であることがわかった。JUDY AND MARY世代としては嬉しい驚きだ。

曲のタイトルは『大人になって』で、唄っているのはBISHのアイナ・ジ・エンド

てっきり名前をまったく知らないアーティストが唄っている新曲なんだと思ったが違ったらしい。

『大人になって』がリリースされたのは今から約10年前の2012年。

誤解を恐れずに言えば、世間にあまり知れ渡っていなかった分、YUKIの懐かしい名曲としてではなく、生まれたばかりのアイナ・ジ・エンドの新曲と認識して、多くの人が聴いているのではないだろうか。

裏を返せば、それぐらいアイナ・ジ・エンドの歌唱力は素晴らしいし、まだ聴いていない人がいたら、ぜひ聴くことをおすすめする。ちょうど昨日4月1日に配信もリリースされた。


www.youtube.com

こちらがYUKIの原曲。アイナ・ジ・エンドに比べて柔らかく聴こえる。


www.youtube.com

ワイヤレスイヤホン

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話は変わるが、遅ればせながらワイヤレスのイヤホンを購入した。

urbanista(アーバニスタ)のLISBON。値段はだいたい6000円。たまたま立ち寄った電気屋で適当に選んだだけのもの。

もともとデジタルガジェットとかに詳しいわけでもないし、強いこだわりはなかった。

ほどほどの音質で、ほどほど長持ちするバッテリーならブランドはなんでも良い。値段は安いのに越したことはないが、安過ぎるよりちょっと安いぐらいが安心できる。

選ぶのに唯一の条件にしたのは、インナーイヤー型であること。イヤホンにはカナル型とインナーイヤー型がある

知っている人は多いかもしれないが、耳にフィットして音漏れしにくいのがカナル型。一方で、音漏れはするけど逆にイヤホンをしていても周りの音を拾えるのがインナーイヤー型。

しっかり低音を聴きたい人はカナル型で、ながら聴きをしたい人はインナーイヤー型が向いている。

もし自分がまだ二十代ならカナル型を選んだと思う。「高音質で音楽を楽しむオレ」になりたかったはずだ。

でも、今は違う。時間を惜しんで、何かをしながら「片手間で音楽を楽しめるオレ」になりたい。音楽だけはなく、ポッドキャストやラジオも聴きたい。

早速使用してみるとBluetoothは問題なく作動した。着け心地は悪くないし、ようやく邪魔なコードからも解放された。

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昨日からワイヤレスイヤホンで「大人になって」を繰り返し聴いている。重低音は味わえないが、自然な感じの音が楽しめるのはインナーイヤホン型の方かもしれない。

 

おわり

 

 

意識高い系と言われるNewPicksのオリジナル音声番組を紹介

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この記事ではソーシャル経済メディアNewsPicks(ニューズピックス)が独自に配信している音声番組について紹介します。

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・注目度の高い経済のニュースをすばやく効率的に収集したい人

・普段からニュースを深く読み解けるようになりたい人

・経済や政治のトピックスを体系的に学びたい人

キャリアアップや起業を目指している若いビジネスパーソン、学生には特におすすめです。

(こちらの記事では新聞をやめてNewsPicksに乗り換えた理由を紹介しています)

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(NewsPicksの料金やコンテナを総合的に紹介しています)

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音声番組

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音声番組とはいわゆるポッドキャスト(Podcast )のことです。

ポッドキャストのアプリはiPhoneに標準でインストールされていますが、使ったことがない人も案外多くいるのではないでしょうか。

そもそもポッドキャストはiPodにファイルをダウンロードして利用するためのものでしたが、今ではパソコンやスマホからストリーミング再生もできるようになりました。

ピンと来ない人はインターネットのラジオ番組をイメージしてみてください。YouTubeの音声版でも良いかと思います。

映像がないと物足りなく感じるかもしれませんが、聴くだけなら他のことをしながらでも大丈夫なので、音声番組は実は便利なコンテンツです。

家事をしながら、運動しながら、出勤しながらなど、今まで使ったことがない人は自分なりの「ながら聴き」を見つけてみてはいかがでしょうか。

それでは、NewsPicksのオリジナル番組の中から代表的な音声番組を3本紹介します。

NewsPicksニュースレター

まずはNewsPicksの5人の記者が日替わりで今日知りたいニュースをそれぞれの専門分野から5分間で解説してくれる番組「ニュースレター」からです。

現在(※)は曜日ごと「シリコンバレー」「中国」「東京」「国際情勢」「サイエンス」にテーマが分かれています。※2022年3月時点

例えば、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に関するニュースでも分野ごとにアプローチが異なります。

  • ガソリン・自動車・食品、何もかも高い!米国のリアルな物価事情(月曜)
  • ロシア非難する投稿は削除、ウクライナ侵攻めぐる中国の言論統制(火曜)
  • 【ウクライナ危機】国際社会は「イラン制裁解除」カードを切るか(水曜)
  • ウクライナ危機との関連は?トヨタ「全工場」の稼働が止まった日(木曜)
  • 【ウクライナ侵攻】ある国際会議で、科学者たちが示した「誇り」(金曜)

ひとつの大きなニュースを様々な角度から学べるのが魅力的ですね。無料で視聴ができるので、ぜひお試しください。

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亀っちの部屋 Season2

次は亀山敬司さんの脱力系ビジネス対談番組です。亀山さんと言えば、CMでもお馴染みのDMM.comグループ*1の創業者であり、現在も会長職を務めていらっしゃいます。

日本でも有数の実業家として知られますが、亀山さんの経歴はかなり異色です。アクセサリーの露天商にはじまり、レンタルビデオ店の開業からアダルトビデオビジネスへ進出。創業から事業の多角化までDMMを一代で大企業に導いた、まさに成り上がりの人物です。

そんな亀山さんのフランクなトークを聞ける番組がシーズン2だけでも計49人のゲストを迎え、103回配信されました。

ゲストには、実業家の顔も持つプロサッカー選手の本田圭佑さん、脳科学者の茂木健一郎さん、人気ユーチューバーのDJ社長さん、2ちゃんねるの創設者で論破王の異名を取る西村博之さん、タレントの中田敦彦さんらの名前が挙げられます。

他にも、エステー「消臭力」のCMを手掛けたマーケター、総合探偵社の社長、ソマリアで元テロリストの更生に取り組むNPO法人の代表、タレント西野亮廣さんの個人マネージャーを務めるフリープロデューサーなどなど、世間に名前は知られていなくても興味をそそられるゲストが多く登場しました。

残念ながら、今年の2月でシーズン2が終了してしまい、今後の続編については未定になっています。

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a scope

最後はCOTEN代表の深井龍之介さんが第一線で活躍する研究者たちと対談する番組です。私たちが生きる「この世界」を捉え直していく、をテーマにリベラルアーツについて語ってくれています。

リベラルアーツの意味は「教養」であり、知識やスキルとは性質が異なります。

多様な価値感が存在し、早いテンポで価値感が変化する社会においては「大企業に入って、出世して年収を上げる」といったような古いステレオタイプの考え方だけでは幸せになれない時代になりました。

「結婚するべきか」「子どもを産むべきか」みんなが様々な疑問を抱えて生きています。どうしたら幸せになれるのか(How )よりも、何が幸せなのか(What)、なぜ幸せなのか(Why)の答えが求められる時代だからこそ、教養が必要なのだと深井さんは話します。

ちなみにCOTENは、世界史のデータベースを開発している会社です。

そもそも「世界史のデータベースの開発とは何ぞや」という話ですが、簡潔に説明すると、世界史はたくさんの本に色々なことが書かれているわりに、インターネットでの検索性が低いようです。

例えば「大器晩成型の人物」や「今起きているニュースと似たような出来事」など、抽象的なキーワードでの検索を可能にしたり、マップ上で出来事や人々がどう動いたかがわかるようにしたり、現代の技術を使ってそれらを実現するためのプロジェクトを指すそうです。

1.歴史モデルでの検索
歴史を細かく見ていくと、同じような経験をしている人物や、同じような原因や要素による社会課題、同じようなプロセスでの社会変容など「社会構造や社会現象のモデル」とも呼べるものが見えてきます。私たちはこのモデルそのもので歴史を検索できるようにし、過去の似通った例や人物を即座に見つけることができます。

2.歴史のビジュアライゼーション
歴史を様々なフィルターや要素により切り取り、マップ化・グラフ化することを目指します。これにより今まで直感的に理解しづらかったことや、対比しづらかったデータ同士が圧倒的に簡単に理解し、対比できるようになります。

現在においても、歴史の情報はWEB上で整理されておらず、データベース化されていません。私たちは歴史情報を人類にとって意味ある形でデータベース化することで、この膨大なケーススタディからの学びを万人がもっと簡単に受け取れるようにしたいと考えています。

引用元:株式会社COTEN

また、データベースを開発する事業以外にもCOTENでは「歴史を面白く学ぶコテンラジオ(COTEN RADIO)」を配信しており、リスナーは約15万人、Apple Podcast総合ランキングでも1位を取っている超人気番組です。

「a scope」もシーズン1が昨年末に終了したところで「亀っちの部屋」と同じように続編は未定になっています。

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料金

NewsPicksは無料で利用することはできますが、プレミアムと呼ばれる有料会員になることで、NewsPicks編集部のオリジナル記事や海外トップメディアの翻訳記事に加え、独自配信している動画番組や音声動画を利用できようになります。

  • 月額プラン   ¥1,700 /月(¥20,400 /年)
  • 年割プラン   ¥1,250 /月(¥15,000 /年)
  • 3年割プラン ¥1,083 /月 (¥13,000 /年)
  • 学割プラン     ¥ 500 /月 ( ¥6,000 /年)

※2022年3月時点の価格です。年割は12ヶ月分を、3年割は36ヶ月分を、一括でのお支払いが必要になります。

30日間の無料体験ができるので加入の前にはお試しいただくことをおすすめします。

まとめ

以上、いかがでしたでしょうか。

ご紹介した番組以外にもいくつか番組はありますが、いずれもしばらく更新がなく、シリーズとしての本数は少なめです。

動画番組に比べると音声番組への力の入れようが弱いのは正直否めません。

それでも先程書いた通り、ポッドキャストは「ながら聴き」ができる点で個人的にはお気に入りのコンテンツです。

しばらくはアーカイブを楽しみながら、続編を待ちたいと思います。

それでは、読んでいただいた方の参考になれば幸いです。

 

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*1:動画配信事業とオンラインゲーム事業、FX等の金融サービスを主力として、オンライン英会話サービス、モノづくり支援事業、通販、オンラインレンタル、電子書籍配信事業、太陽光発電事業、アミューズメント事業、フットボール事業、VAPE事業、MVNO事業、オンラインサロン事業、アニメーション事業、仮想通貨関連事業など約40以上のサービスを展開している(参照元:Wikipedia)

意識高い系と言われるNewsPicksのプレミアム(有料)に加入すべきか!?サービスの内容とおすすめする理由について

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この記事ではソーシャル経済メディアNewsPicks(ニューズピックス)について紹介します。

「ソーシャル経済メディア」と聞くと難しく思うかもしれませんが、簡単に言えば経済に特化したニュースサイトのことです。

2015年からサービスを開始し、同年に満足度No.1ニュースアプリに選ばれました。翌年2016年には親会社のユーザベース社が上場を果たしています。

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利用者にはビジネスパーソンや就活生が多く、中でも自己啓発を好む層に強く支持されていることから「意識高い系」と揶揄されることもあります。

しかし、裏を返せば、意識が高い人たちにも認められているサービスと言えます。言葉から連想されるマイナスなイメージに惑わされなくても大丈夫です。

ちなみにNewsPicksは無料でも利用できますが、すべてのコンテンツを利用するためにはPremium (プレミアム)と呼ばれる有料会員に申し込む必要があります。

僕は長年読み続けてきた新聞をやめてNewsPicksに乗り換えました。

(新聞をやめてNewsPicksを選んだ理由はこちらの記事でも書いています)

hajimarikokokara.hatenadiary.com

今となっては乗り換えたことに満足していますが、いざ有料会員に申し込むときには正直なところ悩みました。

ネットニュースは多くが無料で視聴できてしまうだけに、お金を払うことに対して抵抗があったからです。

そこで、今までNewsPicksを使ってきた経験から、僕なりのレビューを書いてみますので、有料会員に申し込むかどうかで悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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「経済を、もっとおもしろく」のキャッチコピーで、600万人以上のユーザー会員が利用するニュースアプリです。

<こんな人におおすすめ>

・注目度の高い経済のニュースをすばやく効率的に収集したい人

・普段からニュースを深く読み解けるようになりたい人

・経済や政治のトピックスを体系的に学びたい人

キャリアアップや起業を目指している若いビジネスパーソン、学生には特におすすめです。

プレミアム(有料サービス)とは

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NewsPicksは無料で利用することはできますが、有料会員になることで、NewsPicks編集部のオリジナル記事や海外トップメディアの翻訳記事に加え、独自配信している動画番組や音声動画を利用できようになります。

<5つの特典>
  1. すべての特集(オリジナル記事)が読み放題
  2. すべての動画が見放題
  3. 海外トップメディアの翻訳記事が読める
  4. NewsPicksパブリッシングから刊行される電子書籍を20%割引で購入できる
  5. 姉妹メディア『JobPicks』のすべての経験談が読み放題

プレミアムの基本料金は月額1700円ですが、年割を適用することで安くすることができます。さらに学生には超お得な学割プランまであります。30日間の無料体験ができるので加入する前には一度試してみると安心です。

<料金>
  • 月額プラン   ¥1,700 /月(¥20,400 /年)
  • 年割プラン   ¥1,250 /月(¥15,000 /年)
  • 3年割プラン ¥1,083 /月 (¥13,000 /年)
  • 学割プラン     ¥ 500 /月 ( ¥6,000 /年)

※2022年3月時点の価格です。年割は12ヶ月分を、3年割は36ヶ月分を、一括でのお支払いが必要になります。

<NewsPicks Learning>

プレミアム以外では、NewsPicks Learningと呼ばれる動画学習を受けられるサービスがあります。

第一線で活躍する大企業の次世代リーダーたちによる講義を動画(月平均5本)で学べるコースになっています。

価格は月額4000円と高額ですが、ニュースアプリではなく、オンラインサロンなどとの比較で考えた方が適切かもしれません。

以前はアカデミア会員としてサービスが提供されていましたが、2021年11月15日よりプログラムと料金を変更し「NewsPicks Learning」に改名されました。

有料会員(プレミアム)に加入した方が良い?

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有料会員に申し込むべきかで迷っている人の多くは「NewsPicksにお金を払うだけの価値があるのか」で悩んでいるのだと思います。

先程から繰り返し書いている通り、NewsPicksは無料で利用することができますが、有料会員に加入することで、オリジナル記事や動画番組を視聴できようになります。

やはり魅力は有料コンテンツ内にあり、それらを利用しない限り、NewsPicksのメリットをほんの一部しか受け取ることができません。

一方、僕は毎日30分から1時間ほどNewsPicksを視聴しています。低めに見積もっても月に約15時間(0.5時間×30日)利用しているのに対して、料金は1250円(年割プラン)です。

本なら1冊分ぐらいの値段ですし、オリジナル記事や配信番組はアーカイブされますので、繰り返し見たり、過去に遡って見たりすることができます。

月に15時間以上利用して1250円なら、他のサブスクサービスと比較しても割高に感じることはありません。

テレビや新聞と違って、好きな時間に何度も視聴できるのがネットコンテンツの魅力ではないでしょうか。

そう考えると、NewsPicksにお金を支払う価値は十分にあると僕は思います。裏づけとして、ここからは各コンテンツの魅力について紹介します。

ニュースのキューレーション

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まずはニュースのキュレーションです。新聞社や通信社が配信しているニュースをカテゴリー別にまとめたキューレーションサイトはヤフーニュースをはじめ、たくさんのサイトがあります。

NewsPicksはエンタメ系のカテゴリーを含まない点で他のサイトと異なりますが、キューレーション自体に大きな違いはありません。

プロピッカー

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特長は記事のコメント部分にあります。NewsPicksでは、企業の経営者やアナリスト、大学の教授や医師など、プロピッカーと呼ばれる著名人や専門家たちが独自の視点で解説のコメントを入れてくれます

プロピッカーのコメントを読んでいると、大手メディアが発信している記事でも、ミスリードな内容になっていることが珍しくないことに気付きます。

主観的で感情論になりがちな素人のコメントと違い、専門家のコメントは参考になることが多いです。

また、気に入ったプロピッカーはツイッターのようにフォローすることができます。お気に入りのプロピッカーが、どんな記事に注目しているかチェックすることも有効な使い方です。

配信番組

次にNewsPicksが独自で配信している番組には、音声番組と動画番組の2種類があります。

音声番組

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音声番組は忙しい朝に、通勤中や家事をしながらでもハンドフリーで利用できる便利なコンテンツです。

番組の数はそれほど多くありませんが、おすすめの番組はニュースレターです。平日の朝は5人の記者が日替わりで、それぞれの専門のテーマから今日知りたいニュースを5分間で解説してくれます。

動画番組

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動画番組はラインナップが豊富です。番組により更新頻度は様々ですが、レギュラー番組だけでも10本以上揃っています。

すべて紹介すると長くなるので、人気の3本を簡単に紹介します。

HORIE ONE

ホリエモンこと堀江貴文さんが色んなゲストを招き、幅広いテーマで対談する番組です。歯に衣着せぬ発言で物議を醸すことも多い堀江さんですが、知識の豊富さや話の面白さは圧倒的です。お世辞抜きに面白いし、為になる話も多いです。食わず嫌いをせず、ぜひ見て欲しい番組です。

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2sides

タレントの加藤浩次さんが司会を務める番組です。基本コンセプトは、決められたテーマに意見の異なる2人のゲストを招いて、トークバトルさせる番組です。

わりやすい例を挙げると「持ち家vs 賃貸」や「選択的夫婦別姓 賛成 vs 反対」などのテーマがあります。

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THE UPDATE

こちらはタレントの古坂大魔王さんが司会を務める討論番組です。TVタックルのように複数のゲストでひとつのテーブルを囲んで、それぞれの意見を主張し合う番組です。

過去の放送には「早期退職時代 FIREで人は幸せになれるのか(ゲスト:厚切りジェイソン)」や「人生を切り拓くビジネス哲学とは?(ゲスト:ローランド)」の回があります。

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オリジナル記事

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最後は音声番組でも紹介したNewsPicksの記者たちによるオリジナル記事です。単に出来事を羅列しただけの記事ではなく、解説を交えながら深掘りした中身のある文章とインフォグラフィックを使ったオシャレなデザインが特長的です。

オリジナル記事にもシリーズがあり、シゴテツー仕事の哲人-(一流たちのヒストリーと哲学)、ザ・プロフェット(ヒット本著者が、ちょっと先の未来を語る)、10分読書(必読書をダイジェスト)など、ニュースに限らず、話題の本の要約が読めるのも魅力のひとつです。

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まとめ

以上、いかがでしょうか。NewsPicksとそのコンテンツについて紹介しました。

NewsPicksは、読む(ニュース)・聴く(音声番組)・見る(動画番組)・学ぶ(オリジナル記事)でビジネスパーソンにとっておすすめのニュースアプリです。

一般の人が経済や政治のニュースを漫然と視聴しているだけでは、内容までちゃんと理解することは難しく、特に若い頃はついエンタメ系のニュースばかり視聴してしまいがちです。

しかし、何となくでも理解が進んでくると、経済や政治のニュースも面白くなってきます。エンタメ系なんかより、ずっと奥が深いんです。

僕は偉そうなことを言える立場ではありませんが、NewsPicksを利用するようになって、以前より経済や政治のことを理解できるようになってきました。いつの間にか面白いと感じるようになってきたんです。

「経済を、もっとおもしろく」

そんなコンセプトのNewsPicksが気になる方はぜひお試しください。

 

おわり

 

ビッグボス最高かよ!!新庄剛志の『スリルライフ』を読んでみた

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まさか、まさか。久しぶりに買った本のチョイスに自分でも意外すぎて驚いている。僕は野球好きではないし、ミーハーでもない。ただ、どうしても彼についてもっと知りたくなったんだ。

新庄剛志『スリルライフ』(マガジンハウス)

スリルライフ

スリルライフ

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新庄剛志。50歳。何も知らない人が初めて彼を見たときに、野球の監督だと気付く人はどれだけいるだろう。彼は選手のように若々しく、監督という言葉からイメージされるような厳格で威圧的な存在とはほど遠い。

磨き上げられた肉体と極めて陽気な性格。雰囲気は監督よりもむしろ現役のスター選手に近い。だが、彼は紛れもなく日本のプロ野球チームの、しかも一軍監督なのである。

そして、彼が監督になることを誰が予想していただろうか。願望ではなく、彼が監督になることを予期していた人がいたら、ぜひお目にかかりたい。

彼が選手時代に残した輝かしい成績は監督になるための条件として十分なものかもしれない。しかし、彼は野球から長い間離れ、バリ島で無職をしていた男だ。

トライアウトの先に見ていたもの

現役引退から14年。みんなの記憶からも忘れ去られようとしていたとき、彼が現役復帰を目指してトライアウト*1に挑戦するというニュースが流れた。

結局、選手としてのトライアウトには成功しなかったが、人の興味を惹きつけるのが相変わらず上手い。しばらくしてまた彼のことを忘れ去ろうとしていたとき、今度は監督就任のニュースが流れた。

冷やかし程度に挑戦していると思っていたトライアウト。僕は実に浅はかだった。彼は本気だったし、もっと遠い先まで見越していたことにまったく気付けていなかった。

監督に就任次第、高級車からド派手に登場してみたり、記者会見で突拍子もない発言をしてみたり、キャンプ地ではサプライズの花火をあげたり、やはり話題には事欠かない。

マスコミが連日のように彼を取り上げ、最近は彼の顔を見ない日がない。そんな中、シューイチ(日本テレビ)のインタビューに出演していたときの様子がとても印象的だった。

新庄劇場と言うべきか、インタビュー中は新庄節が終始炸裂。中山秀征からの質問に楽しそうに答える姿はあまりにキラキラしていて、妙に心を惹きつけられた。

そのときからだ。彼に興味が強く湧いてきたのは。どうしたら人はあんな風に輝いていられるのか。彼の原動力や哲学。彼の頭の中を覗いてみたくなった。

マスコミを味方につける能力

一方、破天荒な行動を好意的に捉える人がいれば、冷ややかな視線を送る人もいる。

あんな奴に監督が務まるものか。そんな声が聞こえてきそうだ。しかし、批判の声は思いのほか少ないらしい。本人曰く、それはみんなが「新庄が何をしてくれるんだろう」とスリルを期待しているからだと説明している。たしかにそれは一理ありそうだが、彼の人徳のなせる業な気もする。それは何気に今の時代において、とても貴重な能力ではなかろうか。

有名人はちょっと失言するだけで炎上にさらされる。失言まではいかなくても、マスコミが発言の一部だけを切り取って、揚げ足を取りにいくことは多々ある。炎上させたい人たちは聞く耳を持たないので、いくら弁解しようともその声はなかなか届かない。

いつ手のひらを返すかわからないが、今のところマスコミは彼の味方についている。マスコミを味方につける能力は今の時代に極めて重要だと思う。日和りがちな政治家もぜひ彼に学んでほしい。

真っ赤にそびえ立つBIG BOSSステージ

一見すると奇をてらっただけのように見えるパフォーマンスもいざ自分がやるには、とても勇気がいる。

ちょっと想像してみて欲しい。例えば、球場全体を見渡しやすくするために作られたBIG BOSSステージがある。巨人の原監督が作った『原タワー』を真似た真っ赤なタワーのことだ。2メートルの原タワーに対抗して、高さを3.6メートルにしたらしい。

仮に自分が同じ監督だとして同じようなことができるだろうか。僕なら絶対にできない。大先輩に張り合おうなんてあまりにおそれ多い。周りからバッシングされることも目に見えている。

他にも彼の行動にはこれまで見たことのなかった型破りのようなものが多い。セオリーを破るには勇気がいる。目立ちたい気持ちだけで簡単にできることではない。

どうして彼はそれを簡単にやってのけてしまうのか。きっと何か理由があるはずだ。僕はこの本からそれを知りたかった。

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13のストーリーと79の質問

『スリルライフ』の本編は、トライアウトを一週間前に控え、ファイターズからかかってきた一本の電話で話が始まっていく。

13のストーリーと79の質問が4つの章で構成され、現在の監督話に加え、選手として活躍していたメジャーや阪神時代の話についても語られている。

意外に戦略家な一面を垣間見ることができたり、難読症*2であることなどプライベートな面も明かしていたり、これまで知らなかった新庄を知れるのは面白かった。

★BIGBOSSから読者へメッセージ★

この本には、いま僕が考えていることのすべてが詰まっている。

監督になるまでのこと、なってからのこと、

そして、僕自身はどういう人間なのか‥‥‥

すべて本音で話した。

今シーズのファイターズの試合を楽しむために、

新庄剛志を楽しむために、

そしてあなた自身の人生をたのしむために、

この本を読んで、決して損はないはずだ。

--新庄剛志

引用元:マガジンハウス・ホームページ

最後に

メジャーでも活躍した彼は間違いなくスター選手だった。でも、僕は、彼には星(スター)よりも太陽の方が似合うような気がしてならない。

遠くで光って見えるだけの星ではなく、まわりを明るく照らしてくれる太陽のような存在だからだ。彼自身、コロナ禍でみんなが明るさを心から求めているタイミングで監督になったことに運命を感じていると語っていた。

オープン戦。ファイターズは好調のようだ。新庄剛志についてもっと知りたい方はこの週末にぜひ『スリルライフ』をご堪能あれ。

 

 

*1:プロのスポーツチームが入団を希望する選手を一斉に集めて実施する入団テスト

*2:知的能力および一般的な理解能力などに特に異常がないにもかかわらず、文字の読み書きに著しい困難を抱える障害

父親と2人で行った大学受験の旅の思い出

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今週のお題「試験の思い出」。

1998年。本番にめっぽう弱い私はセンター試験が散々な結果に終わり、それでも学費が安い国立大学への進学を諦めるわけにはいかず、悩んだ末にまったく候補に挙がってなかった茨城大学を受験することに決めた。

二次試験の会場になったのは茨城大学の水戸キャンパス。自宅からの距離を考えると前泊が必要になる。普段はものぐさな父が珍しく、甘ったれな私のために仕事を休んで付き添ってくれることになった。東京までは新幹線、上野からは特急に乗り換えて移動する。途中、窓の外には驚くほど広い田んぼが目に入ってきて「この景色をまた眺めることになるかもしれない」と、そんな思いを抱きつつ電車に長く揺られていた。

今振り返ると一つ気になることがある。インターネットが普及していなかった時代に父親はどうやって宿をチョイスしたのだろうか。普通のことではあるが、スマホでちょちょいと予約するのに慣れてしまうと、ほんの少し昔のやり方がずいぶんアナログなやり方に感じてしまう。

自営業のため、サラリーマンでもない父親がどんな風に宿を見つけたのか、ちょっと想像がつかない。やはりタウンページとか雑誌の類に頼ったのだろうか。

と言うのも、予約した宿は水戸駅周辺のビジネスホテルではなく、なぜか水戸市を少し通り過ぎた東海村にあるビジネス旅館だった。

JCOが東海村の原発で臨界事故を起こしてニュースになったのは1999年。私が泊まった翌年の出来事だ。当時高校生の私が東海村の名前を知る由もなく、反対にその名前が強く印象に残った。

旅館に宿泊していた人の中に私と同じような受験生はいなかった。スーツ姿のサラリーマンもいない。いわゆるガテン系の肉体労働者の方が多く、男臭い雰囲気のなかで夕食を食べた記憶がある。たしか、つみれの入った水炊きの鍋だった。皿の上に並べられたつみれを自分たちで鍋の中に入れて食べた記憶がある。

食事と風呂を終え、部屋に戻るとフジテレビで放送していた月9ドラマ「Days」を見た。言い訳だが、2次試験は小論文形式でだったこともあり、もはや焦って勉強する気はなかった。本当はセンター試験が終わり、単に集中力を切らしていただけなのだけど。

Daysは地方から上京した20歳の6人の物語。出演は長瀬智也、金子賢、小橋賢児、菅野美穂、中谷美紀、MIKI。あぁ、懐かしい。若者たちが大人や社会の壁にぶつかって葛藤する様子を描いた全般的にやや暗めな印象の作品。美大を目指していた小橋賢児が事故で死んでしまうときの悲しいシーンが思い出される。主題歌に使われていた奥田民生の『さすらい』が好きだった。

そして、肝心な試験当日のことはあまり覚えていない。とにかく試験は全然ダメだった。そりゃあ、ダメだよね。前日の夜にドラマ見てるんだもん。同じように何校か受験したから記憶がごっちゃまぜで、どれが茨城大学だったのかを思い出せない。

結局、試験に落ち、茨城大学に入学することはなかった。電車から見た広大な田んぼを見る理由も消えた。最終的に地元で受験した私立大学に進むことになったのを考えると、父親には余計な負担をかけてしまった。

それでも勝手なことを言わせてもらえば、父親と2人で遠くに出かけたことはいい思い出だ。父親と二人きりで外泊したのは、今のところその時の一度限り。たぶん東海村に泊まる機会も二度とないだろう。自分ではチョイスしそうにないビジネス旅館も味があって楽しかった。写真もお土産も何も残っていない、ちょっと変わった父と私の大学受験の旅。

人生とはさすらいだ。

さすらいの 道の途中で
会いたくなったらうたうよ 昔の歌を

作詞:奥田民生

 


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おわり