冬空に消えた僕らの小型ドローン
年始一発目の今週のお題「#買って良かった2020 」。
子どものプレゼント用に初めて購入した小型ドローン。
安物のオモチャだと思っていたら、まさかあんなに遠くまで飛んでいくとは…。
初めてドローンで遊んだその日。
僕と息子はドローンを失った。
我が家にやってきたドローン
今年の正月休みは人混みの多い場所を避けて遊ばなくてはならない。
退屈しのぎに出かけたのは、家からちょっとだけ離れた少し広めの公園。
そこで取り出したのは、この小型ドローン。
去年のクリスマス、息子のプレゼントにと購入したもの。
僕の子ども時代と比べると、最近の子どもはしょっちゅうプレゼントをもらっている気がする。
自分の両親や兄弟ならまだしも、仲良くしてもらっている子どもの親友達までがプレゼントをくれたりする。
親としては毎回プレゼントを選ぶのが大変だ。
無駄に高いものではなく、手軽に遊べるおもちゃがいい。
それに、他の人がプレゼントしてくれなそうなものを探さなくてはならない。
妻が長時間スマホと睨めっこした結果、ようやくこの小型ドローンを見つけた。
ドローンの相場はよくわからないが、価格はたったの２９８０円。
もちろんカメラは搭載していないが、この程度の金額でドローンが買えるのであれば、お買い得だろうと思い、即購入した。
レビューの評価はまずまずといった感じ。
初心者向けで狭い空間でも遊びやすいという評価に惹かれた。
何より手軽に買える価格なのが魅力的。
無事にクリスマスの前に届いてくれた。
しかし、実際にやってみると操作が難しい。
同封された説明書は簡素で、初心者にはわかりにくい。
家の中で飛ばすと、部屋に迷い込んだカナブンのように物や壁にガンガンぶつかる。
我が家が狭いのが悪いのか、操作する人間のセンスの問題なのか…。
理由はわからないが、とりあえず操作に慣れるまでは家の中では遊べそうにない。
休みの日に広い公園で練習することにした。
消えたドローン
障害物のない広い屋外は思った通り、操作しやすい。
徐々に操作にも慣れ、少しづつ思い通りに飛ぶようになってきた。
ついつい調子に乗って、どんどん高く、どんどん遠くへ飛ばす息子。
しかし、どんなものも油断は禁物。
あろうことか公園の敷地を越え、遠くまで飛んでいってしまった。
マ、マズイ（汗）
息子からコントローラーを奪い取るも、時すでに遅し。
焦っているせいか、操作がうまくできない。
そこで僕は重大なミスを犯してしまう。
これ以上遠くへ行かせまいと、急停止ボタンを押してしまった。
まるで銃で撃ち抜かれたのように、機体は真っ直ぐ地面へと落ちていく。
すぐさま落ちたと思われる場所に向かったが、正確な場所がつかめない。
運が悪かったのは、落ちた場所が畑だったということ。
茶色い土の上に落ちた黒くて小さなドローンはまったくもって目立たない。
試しにコントローラーを動かしてみたが、機体が反応する様子はない…。
時間が許す限り探してみた。
けれども、野菜が植えられている畑では、むやみに足を踏み入れるわけにはいかず、思うように探せない。
最後は諦めるしかなかった。
ショックで泣き出す息子。
やっぱりか…。
悲運にも初めて遊んだその日に僕らのドローンは消えてしまった。
そんな兄の気持ちも知らず、楽しく遊ぶ妹。
「仕方ないよ…。俺も悪かった」
車の中で息子を慰めながら帰路についた。
少し切ない正月休みだった。
質問です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
そんなあなたに質問というか相談があります。
僕は無くしたドローンをすぐに買いなおしてあげるべきでしょうか？
自分にも原因があるので、買ってあげたい気持ちはやまやまなのですが、モノを大切にするという観点から考えると、少し我慢した方が良いようにも感じます。
もしできればアドバイスをコメントいただけたら嬉しいです。
おまけ
最後に自分の書いた記事を紹介させてください。
冬休み中、時間があったので色々書いてみました。
せっかくなので、読んでいただけたら最高です。
おわり
hajimarikokokara.hatenadiary.com
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