はじまりここから

下手の横好きではじめたエッセイ風のブログです。平凡な日々の中で感じたことを少しだけエモく綴っています。ジャンルはニュースや音楽など。

同じ記事を読んでも見えるモノは違う

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前回のブルーハーツの記事で甲本ヒロトさんの話を紹介したんですが、もう一回。もう一回だけ別の話を紹介させてください。少し時間を置いて考えたときに、すごく大事なことを言っていたんだと気付いたんです。

 

同じ世界に生きてるから、同じモノを見ているはずだし、同じオトを聞いているはず。

でもね。面白いもので、同じ所にいて、同じ方向を見ているからと言って、同じモノが見えているとは限らない。

それはどういうことかと言うと、(人によって)ピントが合っている場所が違う。

僕はたまたま中学1年のときにロックにビシッとピントが合ったんだよ。ただ、それだけのこと。

 

途中、話があっちへこっちへフラフラしますが、最後までお付き合いいただけたら幸せです…。

 

今週のお題「おうち時間2021」×人生のピント

 

実は今回の記事は一から十までスマホで書きました。いつもはPCとiPhone のハイブリッドなんですが、さすがに全部スマホでやろとすると書きにくいですね。そう言うのも、今はPCのない場所に来ています。

妻の両親が別荘を持っていまして、自宅と同じ県内ではありますが、移動の自粛が求められる状況では却って都合が良く、連休に普段と雰囲気が違う家の中で過ごせるのはありがたいことです。道中も遠回りしながら、人混みのない自然を満喫してきました。

 

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家には義父お手製のピザ窯があります。DIYのLevelがゼロの僕からすると、色んな点で尊敬できる義父です。久しぶりに家の庭でバーベキューを楽しみました。

 

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家に居ながら屋外で食事を楽しむと言えば、大好きなブログがあります。知る人ぞ知る、うり まさる (id:urimasaru) さんのブログです✨今さら僕に紹介されなくても読者登録している方は多いんじゃないでしょうか。

「ひそキャン(ベランダで食べるキャンプ飯)」シリーズは特におすすめで、まるで『孤独のグルメ(扶桑社)』のように"食べることの幸福感"を伝えてくださいます🤤

 

urimasaru.hatenablog.com

 

美味しそうな写真を見てるといつも涎が出そうになるんですが、うり まさるさんの言葉選びに何よりセンスを感じるんですよね。

僕は理屈っぽい記事しか書けないので、羨ましいと言うか、競っているわけでもないのに「絶対勝てねー😵」とか思ってしまいます。

もし知らなかった方はぜひ読んでみてください。虜になるのは確実です。

 

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で、肝心な今週のお題です。「最近は家でどう過ごしていますか?」と聞かれたら、僕はブログと答えます。

ブログからの問いかけに「ブログです」と返すのは答えとして"0点"だと思うんですが、そう答えざるを得ないぐらい、最近は家で自由に使える時間をブログに充てています。暇があれば、さきほど紹介したような誰かのブログを読んでいたり、自分の記事をコツコツ書いていたりする時間が増えました。

昔から日記やブログを書いている人からしたら、大袈裟に聞こえるかもしれません。でも、僕はこれまでの人生で宿題や仕事を除けば"自発的に書く"という行為を全くやってきませんでした。去年までの40年間(合計)と今年に入ってからの約4ヶ月間を比べてみても、文量が多いのは間違いなく今年の方です。それぐらい、今までは"書く"ことに興味が無かったんです。

 

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で、結局のところ、今回、僕が言いたいことは、40年間生きてきてようやくブログに僕のピントが合ったという話です。

ブログサービスなんて20年近く前からありましたし、日記だったら小学生の頃から付けることはできました。ずっと前から自分のすぐ側にあったモノなのにこれっぽっちも見ていなかったんです。

更に言えば、他のブロガーさんと同じ場所、つまり、同じはてなブログを使っていても、見えているモノは違います。

それは人それぞれの好みや趣味によって見る記事が違うという意味もありますが、同じ方向、今度はつまり、同じ記事を見ていても見えているモノは違います。

人それぞれの考え方や価値観があるように、見えるモノは人それぞれ微妙に違っていて、完全に同じになることはありません。

ありがたいことに仲良くさせていただいている読者さんが増えてくると、『◯◯さんだったらココは共感してくれるかも…』とか考えながら記事を書いているときがあります。

投稿をした後の実際の反応を見て、『ヨッシャー!』となることもあれば、期待外れの薄いリアクションに『あれ、忙しかったかな💦』と勝手に凹むこともあります。

でも、多分それは忙しいのではなく、自分に価値観が近いと感じている読者さんでも、やはり他人とでは微妙にピントがズレていて、同じように見えていると思っていても、決してそうじゃないということなんだと思います。

 

hajimarikokokara.hatenadiary.com

 

以前、偉そうにオリンピックに触れながら「多様性」について記事を書きました。文化や環境が異なる国の人達とは価値観が違うのは当然です。ただ、同じ日本に住んでいて、似たような環境で暮らしているからと言っても価値観は同じではありません。

SNSの炎上なんかは自分の価値観を他人に押し付けようとする傲慢さが引き起こします。ごく稀にですが、僕自身も誰かの記事を見て『そんなん書くのはどうよ⁉︎』と思うことがないわけではありません。

だからこそ、自分と他人ではピントがズレていて、見えているモノが違うという前提があることを忘れてはいけないと思ったりするわけです。

 

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なんだか、結局のところ、話が散らかってしまいましたが、"連休中"に書いた記事ということで大目に見てください。

 

それにしても、この歳になってブログにハマるなんて、人生っておもしろいな〜

 

 

(追伸)

うり まさるさん、勝手に紹介してしまってスイマセンでした🙇‍♂️許してもらえるのであればこれからもヨロシクお願いいたします🐟

 

おわり