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下手の横好きではじめたエッセイ風のブログです。平凡な日々の中で感じたことを少しだけエモく綴っています。ジャンルはニュースや音楽など。

ワクチン接種の副反応と差別問題について

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2回目のワクチン接種を済ませてきました。1回目の接種のときも投稿したのですが、あれからもう4週間。時間が過ぎるのは早いものです。

hajimarikokokara.hatenadiary.com

ワクチン接種ではたびたび副反応が話題になりますよね。僕の職場でも1回目のときから「どうだった?ねぇ、どうだった?」という具合にまあまあザワザワしていました。

副反応は若い人ほど出やすいとの話です。ご多分にもれず、若い社員ほど痛みが酷かったり、発熱があったようでした。

そうなると中には逆手に取ったつもりなのか、強く反応が出たことを自慢げに話すご年配もおりまして、「いや、だからと言って『若いですね』みたいにはならないッスよ」と心の中でツッこんでいる今日この頃です。

僕の場合、1回目のときには目立った症状がなかったものの、2回目のときの方が副反応は強く出やすいと聞いていた通り、痛みと倦怠感、そして悪寒がキツかったです。正確には今もキツいです。

昨夜はクーラーのかかっていない部屋でひとり布団にくるまってほぼ眠れない夜を久しぶりに過ごしました。夜中に起きたときはまだ発熱がありませんでしたが、先程起きてもう一度測ってみたらキッチリ38度ありました。゚(゚´Д`゚)゚。

果たして会社に行けるのか謎ですが、用事が入っているので、解熱剤を飲んで「なんとなかなる!」と自分に言い聞かせているところです。

病は気から

さて、この副反応に関しては興味深い記事を読みました。ワクチンが入っていない偽の薬を注射しても、40%の人が同じように倦怠感を訴え、20〜30%の人が頭痛を訴えたという事例があるようです。

"病は気から"と言いますが、それに近いようなことですかね?例えば、ワクチンを打つと必ず頭が痛くなると思い込んでいれば、実際はワクチンによる副作用は起きていないのに痛みを感じちゃうみたいな。もしくは偶然にも接種日に頭痛が起きただけなのにそれをワクチンのせいだと思い込んでしまうとか。

僕の身近にも似たようなことは起きていました。3ヶ月ぐらい前ですが、社内に濃厚接触者が出たんですね。日曜に遊んだ友人がコロナにかかっていたらしく、その友達とは車で一緒に行動していたようです。

火曜の仕事を終えた後に保健所から電話があり、発覚しました。早朝に出社した時には発熱はなかったとのことですが、本人が慌てて熱を測ると38度を超えていたそうです。

その時点ではまだ陽性かどうかはハッキリしておらず、翌日に受けるPCR検査の結果を待つことになったのですが、発熱がある時点で会社としては限りなく黒に近いグレーだと疑っていました。

しかし、翌日に本人から連絡を受けてビックリ。まさかの陰性でした。その時には熱も下がっていたようです。

もちろん陰性に越したことはないんですが、おそらくは思い込みによる発熱だったんでしょう。その後に周りの人間からコロナの症状がまったく確認されなかったことからも検査結果は適正だったはずです。

そんなこともあり、学生時代に友人の彼女が想像妊娠をした話を聞いたことを思い出しました。気持ちが強いと体に影響を与えることはあるんですよね。

2回目を打った後の僕の症状は副反応で間違いないはずですが、必要以上に怖がると余計に副反応が強く出やすく(あるいは感じやすく)なるようです。熱を出している僕が言うのもなんですが、打つ前から心配し過ぎないよう心がけた方が良いかと思いました。

接種者への優遇に対する差別という指摘

もう一つだけ気になっている話をします。ワクチン接種者を優遇することが「差別」に当たるかどうかという問題についてです。

接種者を少しでも多く増やすため、接種者のみに特典を与えるような施策が政府や企業の間で検討されています。こういう施策に対しては必ず「差別」と指摘してくる人がいるようです。身近に言っている人がいるわけじゃないですが、言いそうな人がいることはなんとなく想像つきますよね。

僕個人としては『それぐらい良いんじゃないの』と考えます。誤解のないように断っておくと、既に自分が打ち終えたから言っているわけじゃありません。

ワクチンを打たない人は打つことに対して、『こわい』とか『行くのが面倒』とか、なんらかのデメリットを感じているわけで、そのデメリットを受け入れた人には、反対にどこかでメリットを受けた方がバランスが取れる気がするんです。

もちろん打ちたくても打てない人はいますが、それを言い出すとキリがないです。マスクだって厳密には着けられない人もいますが、マスクを着用しないと入店できないとかはもはや当たり前に掲げられています。

こんなことを書くと冷淡な人間に思われるかもしれませんが、ウィルス対策ソフトがインストールされたパソコンとインストールされていないパソコンの場合、同じネットワークに入れたいのはウィルス対策ソフトがインストールされたパソコンですよね。

ウィルス対策ソフトも完璧ではありません。それでも、インストールされていないパソコンより安全性が高いことは確実に言えます。

ウィルス対策ソフトをワクチン、ネットワークをイベントや乗り物に置き換えると同じことが言えるのではないでしょうか。

ワクチンパスポートだって既に存在するわけですから、打ったことへの特典は認めていくべきだと思います。

ワクチンを打つ、打たないに関しては個人の自由です。しかし、打たない人の中に接種者への特典を妬む人がいたら「気持ちはわからなくもないけど、ちょっとそこは我慢してね」と接種者が堂々と言えた方が良いです。

接種2回目で想定外の副反応をくらった男の独り言でした。

 

おわり