はじまりここから

下手の横好きではじめたエッセイ風のブログです。平凡な日々の中で感じたことを少しだけエモく綴っています。ジャンルはニュースや音楽など。

青のSP-学校内警察は意外にアリだと思った

f:id:aki800:20210216050416j:plain

『青のSP』公式ツイッターより

学校内に警察官が駐在し、トラブル対応や予防活動を行う制度が導入されるとしたら、あなたはどう思いますか?

もちろん現実の話ではなく、ドラマの中のお話です。2021年1月よりフジテレビ系列の火曜21時枠で『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』の放送がスタートしました。

どういうわけか、小2の息子がこのドラマにハマっています。ちなみにこの先にはドラマの一部ネタバレも含んでるのであしからず。

 

 

あらすじ

f:id:aki800:20210216050411j:plain

あらすじを軽く説明します。まず、東京都で公立中学校にスクールポリス制度を試験的に導入されることが決定します。日本初のスクールポリスとして、住浜区立赤嶺中学校に配属されることになったのが、警視庁捜査一課の刑事である主人公の嶋田隆平。嶋田が赴任すると、それまで表向きはごく平凡だった赤嶺中学校で、次々と騒動が起こりはじめます。これまでに5話放送されていますが、昨今問題視されている社会問題がどの回の話にも盛り込まれていました。

  1. 話 SNSによるネットリンチ
  2. 話 マタニティハラスメント
  3. 話 危険ドラッグ
  4. 話 逆セクハラ
  5. 話   外国人いじめ

基本的に一話完結の構成になっていますが、嶋田がスクールポリスを志願したのには特別な理由があり、彼の一貫した行動が物語を繋いでいきます。

嶋田には死に別れた恋人がいました。以前まで赤嶺中学で音楽教師をしていた小川香里です。

彼女が死に至った経緯に不可解な点を感じた嶋田は彼女の死の真相を探るため、スクールポリスとして学校に潜入したのでした。

今日の6話では、彼女の死に深く関与したとされる重要人物が登場する模様です。どうやらその人物は同じく元は赤嶺中学の教師だったようですが…。これからの展開が気になるところです。

 

キャスト

主演は藤原竜也さん。ヒロインは真木よう子さん。

昨日見たバラエティ番組で「映画『ジョーカー』のジョーカー役をもし日本の役者が演じるなら誰?」というアンケート形式のクイズで一位に選ばれていたのが藤原竜也さんでした。3時のヒロインのかなで曰く、"怪演"でイメージするのは藤原竜也さんとのこと。

ヒロインの真木よう子さんと言えば、以前も同じく"SP"のドラマに出演していました。スクールポリスではなく、要人の警護を行う私服警官のSPの方です。V6の岡田准一さん主演の『SP 警視庁警備部警護課第四係』は面白くて映画も観に行きました。

 

感想

かなり私的な感想です。冒頭で書いた通り、見始めたきっかけは息子です。今でも彼がハマった理由はわかりません。小2が見て面白いのか甚だ疑問です。敢えて聞いていませんが、何か思うところがあったのでしょう。

そもそも小2に見せるには刺激が強すぎる内容だとお叱りを受けそうですが、大人の勝手な決めつけで、子供の意思を無下にはしたくないという気持ちがありました。

とは言え、心配ではあるものですから、一緒にドラマを見て様子を見守ることに決めたのです。まぁ、少々大袈裟な言い方になりますが。

ただ、実際見てみるとそこまでシリアスなシーンや過激なシーンは多くありませんでした。展開が比較的早くアッサリめな印象が強いので、逆にそれを物足りなく感じる人はいると思います。

ですので、重い雰囲気のドラマを期待した人にはあまり向かないかもしれませんが、軽い感じで見たい人にはおすすめです。

 

おまけ

最後に学校内警察(スクールポリス)制度について少し真面目に考えてみたんですが、個人的には意外にアリかなと思っています。

本人たちの意思とは関係なく、昔と比べて学校の先生たちは威厳を失いました。特に公立の小中学校では良く悪くも生徒を厳しく叱れる怖い先生はもうほとんど残っていないのではないかと思っています。教育現場に詳しいわけではないので、僕の間違った認識かもしれませんが、時代がそういう方向を選んだことは確かなはずです。(素晴らしい先生がいなくなったという意味ではないです)

昨年、息子の授業参観に行くと1人の子の机だけ不自然なほど周りの子から離れて並べられていました。

後から事情を知ったのですが、その子はなかなかの問題児で授業中に平気で教室の中をウロウロ歩いたり、周りの子にも危害を加えることがある子だったようです。

先生の言うことなどほとんど聞かず、その子を躾けることが難しいと思った先生は少しでも被害を軽減しようと周りの子と距離を取らせたんですね。

しかし、その子は当時小1でした。グレ始めた高学年の子ならまだしも先生がわずか7歳の子の授業中の行動も抑えられないことに正直驚きました。

けれども、職場の人たちなど話を聞いたりすると今はそれが珍しくないことなんだと知りました。

勝手な想像ではありますが、今後先生たちの役割は昔のようにオールマイティに何でもこなすことではなく、徐々に分業化されていく気がします。部活の顧問は全て外部の人間を雇うようになったり、ITの専門家が各校に配置されていったりするなど。

そうなると校内の風紀を守るための業務を警察にアウトソーシングするのも一つの手だと思いました。

すごく極端で強引なやり方に思えるかもしれないけど、もしスクールポリスが藤原竜也ではなく、こち亀の両津勘吉みたいな警察官だと想像したら、案外気楽に受け入れらそうな気がしませんか?

S.H.フィギュアーツ 両津勘吉

S.H.フィギュアーツ 両津勘吉

  • 発売日: 2013/01/19
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

でも、女性はイケメンの方が良いですかね笑?

 

おわり