はじまりここから

下手の横好きではじめたエッセイ風のブログです。平凡な日々の中で感じたことを少しだけエモく綴っています。ジャンルはニュースや音楽など。

僕と娘と雛人形、そして花

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3月1日。今年もあっという間に短い2月が終わり、明後日は雛祭り。

我が家にも少々お転婆な姫君が一人おりまして、今年もその姫君のために雛人形を飾りました。

今週のお題「雛祭り」 ×  お題「#この1年の変化

頑固な性格が母親にそっくりで、僕はたびたび娘に手を焼くのですが、怒ると小悪魔的な可愛さを発揮してきたりして、僕はいつも翻弄されっぱなしです。

雛人形は僕と同じく、娘に上手く翻弄され気味な妻のご両親が買ってくれました。

人形選びにはいっさい口を挟まず、購入資金だけをそっと差し出してくれた理解ある優しいご両親です。

ただ、雛人形を買ったことがある人はわかると思うんですが、雛人形を選ぶ作業って結構大変なんですよね。

一つのお店を見るだけでも種類は多いし、値段もピンキリ。何を基準に選んだら良いのかわからない。

唯一条件を絞れたのは、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入した僕の小さなマイホームには飾る場所も、収納する場所もほとんどないので、段飾りだけは最初に選択肢から除外されました。

雛人形は準備も片付けも手間が掛かるので、面倒くさがりな僕ら夫婦にはちょうど良かったかもしれません。カビが生えないようにケアをしてから保管するのにも一手間もかかるんですよね。

結局、迷った挙句に僕ら夫婦が選んだ1番の決め手は人形のお顔です。

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よく見ると、人形のお顔はつくる職人さんによってそれぞれ特徴があります。

どんなお顔が良いかは選ぶ人の好みですが、僕ら夫婦は自分たちが見た中で1番美人で優しい表情の人形を選びました。

大切な娘が少しでも美人で優しい女性になれるように。

我が家の雛人形にはそんな親バカの願いが込められています。

 

✳︎

 

小さい怪獣みたいなところもありますが、やっぱり女の子はきれいな花が好きだったりするんですね。

散歩に出かけたときも道端に咲いている花を見つけてはよく喜んでいます。

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花と言えば、最近僕自身も花の魅力が少しわかるようになりました。

今でも花の名前はまったく覚えていませんが、これまで花にほとんど興味を持たなかった僕からすればかなりの進歩です。

これはここ一年ぐらいの間に僕の中で見られた大きな変化です。

歳を取ったからなのかもしれませんが、きれいな花を見ると自然に足が止まります。半年前ぐらいにブログを書き始めたことも影響しているのかもしれません。

誰かがブログにアップしている写真を見ると「おお~、きれい」とか「うわ~、上手」とか素直に感じるですよね。

自分でもときどき写真は撮るんですが、カメラのセンスがないのに加え、低スペックのスマホを使っているせいなのか、出来上がりはいつもイマイチです。

それでもきれいな花を見つけては、また撮りたくなってしまいます。高額な一眼レフのカメラを持っている人たちの気持ちも少し理解できるようになった気がします。

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早咲きの河津桜はもう葉桜になっていました。

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これからも娘には花を愛でる気持ちを持ち続けて欲しいものです。

買って貰った雛人形のようにきれいな顔で優しい表情の大人に育ってくれたら、親としては何より嬉しいです。

僕もコロナが落ち着いて、また遠くへ旅行に行けるようになったら、日本各地をさすらいながら、きれいな花の写真を撮れるようになりたいと思います。

さすらおう この世界中を
ころがり続けてうたうよ 旅路の歌を

まわりはさすらわぬ人ばっか 少し気になった
風の先の終わりを見ていたらこうなった
雲の形を まにうけてしまった

作詞:奥田民生 作曲:奥田民生 『さすらい』より

 

奥田民生 さすらい

 

皆さんがブログに載せる写真も楽しみにしていますので、これからもバンバン綺麗な写真を投稿してください。(誰に向かって言っているのか?)よろしくお願いします。

 

おわり