バナナマンの日村さんはスゲェな。最近マジでそう思うんです。もちろん相方の設楽さんもスゴいですよ。朝の報道番組の司会をこなしたり、マルチな才能を遺憾なく発揮されています。
ただ、日村さんってやっぱり見た目がだいぶ個性的じゃないですか。芸人として、あえてエッジを効かせている部分はあると思うんですが、それを差し引いても、あのインパクトは狙って出せるものじゃないと思うんですよね。
それにいくら見た目が個性的でも、単純に面白いや好感度には繋がりません。個性的過ぎる見た目はある意味"諸刃の剣"で、「生理的に苦手」と言われてしまうリスクもあるわけです。
だからこそ、日村さんの人気の高さは今までバナナマンさんが積み重ねてきた努力の賜物というか、証なのではないでしょうか。
ご本人がどう思われているかどうかは別として、一般人として人生を過ごしていたら、あの個性的な見た目を活かすことは難しかったはずです。
(失礼ながら敬愛を込めて書かせていただくと)芸人さんになることで、まさに"弱みを強みに変えた"や"ピンチをチャンスに変えた"とか、それを成し遂げた人なんだと勝手に思っています。
さて、なぜ僕が突然、日村さんについて語っているかというと、最近、バナナマンさんのグルメ番組をよく見かけるようになったからです。
知っていますか?「バナナマンのせっかくグルメ‼︎」
知らない方のために説明しますと、日村さんが訪問した土地で、地元の人に有名なお店やメニューの聞き込みを行い、それを食べに行くという企画の番組です。
口コミよりも確かな情報だけに紹介されるお店のメニューはどれもおいしそうなんですが、日村さんの食べっぷりが本当に素晴らしく、よりおいしそうに見えるんですよ。
グルメ番組って星の数ほどあるイメージですけど、僕の中ではもうピカイチ。やっぱりあの食いしん坊そうな見た目がおいしそうに見せてくれますし、ガツガツ食べても、食べ方に品があります。リポーターとしても新鮮さがあって良いと思うんです。
と言うのも、食レポだけは体型がちょっと崩れているぐらい人の方が様になるじゃないですか。むさぼるように食べる大食い系は見ていて逆に食欲が減退するときがありますし、長いことグルメリポーターをやられている人の「うまい」はどこまで本気の「うまい」なのか?つい疑いたくなってしまうんですよね。
まぁ、完全な僕の主観なんですけど。
もしあなたが「地元メシを紹介して欲しい」と言われたら迷わず紹介したくなるようなお店ってありますか?意外に「これぞ地元料理」ってお店を一店舗だけ選ぶのは難しい気がします。万が一に備えて、考えておかねば(*´ω`*)
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話は変わりますが、日村さんと言えば、漫画『BECK』に登場するキャラクターのモデルになっていたのを思い出します。伝馬 薫(でんば かおる)という名のバンドマンでした。
残念ながら、転載できる画像は見つけられなかったのですが、そのキャラクターを検索しているときに、他の漫画のキャラクターのモデルにもなっていることを知りました。
一つには、かの浦沢直樹先生も「DAMiYAN!」の主人公・ダミヤンで日村さんをモデルにしておりました。こちらの短編集に掲載されているようです。
そして、その繋がりからバナナマンさんにはこんな素敵なサイン色紙をプレゼントされていたらしいです。
ちなみにバナナマンのお二人に差し上げた色紙はこちら! #bananamoon pic.twitter.com/LvqXkBw3Om
— 浦沢直樹_Naoki Urasawa公式情報 (@urasawa_naoki) April 29, 2019
日村さんより多く漫画のキャラクターのモデルになっているタレントさんっていないかもしれませんね。唯一無二の個性的な見た目を持つ日村さんだからこそ成し得ていることなのでしょう。
やっぱり、バナナマンの日村さんはスゲェな。そう思わずにはいられません。
おわり