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下手の横好きではじめたエッセイ風のブログです。平凡な日々の中で感じたことを少しだけエモく綴っています。ジャンルはニュースや音楽など。

水島新司の名作「大甲子園」は不滅である

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まったくゲームをしない大人になった僕も、子どもの頃は紛れもなくゲーム少年だった。ファミコン世代に生まれただけあって、とりわけファミコンに費やしてきた時間は長く、その分印象に残っているソフトも多い。

いざ記事を書き始めようとしたものの、あっという間にソフトのタイトルで頭の中がいっぱいになり、思わず文字を打つ手が止まってしまった。

ひとつひとつ思い出を紐解くことも考えたが、それでは読む側は退屈だろうし、書く側の自分もしんどい。何とか一本に絞り込もうとあーだこーだ迷った結果、今まさに旬の話題で選ぶことに決めた。

夏の風物詩。と言えば甲子園。野球漫画の巨匠で、昨年引退を発表した水島新司先生の代表作『大甲子園』を知っているだろうか。

水島先生の作品の中では『ドカベン』が最も名前が知られているが、ファミコンのソフトになったのはドカベンではなく、その続編にあたる大甲子園なのだ。今回は昭和のオヤジたちなら泣いて喜ぶ名作に触れてみる。

漫画の大甲子園

ゲームの紹介の前にまずは漫画・大甲子園の物語設定について説明したい。なぜなら大甲子園の物語設定は少し特殊なのだ。

『ドカベン』の続編で、主人公・山田太郎の高校3年の夏を描いた物語である。それまで、『男どアホウ甲子園』『ドカベン』『一球さん』『球道くん』『野球狂の詩』などの野球漫画、特に高校野球漫画を数多く描いてきた水島新司が、それらの漫画の登場人物たちを一同に介して一つの漫画の中で試合をさせてみたいと考え、更に過去作だけでなく新しい野球漫画の主人公チームも加えるために、『ドカベン』終了後に『週刊少年チャンピオン』にて『ダントツ』を連載、その主人公チーム「光高校」が甲子園出場を決めたところで同作の連載が終了、翌週より本作の連載開始となった。

Wikipedia 

大甲子園は、ドカベンをはじめ水島先生の描いた作品の中からそれぞれの主人公たちを集めて甲子園の舞台で戦わせる設定になっている。つまり、作品の垣根を越えて、夢の対戦を実現させた物語なのだ。

わかりやすいように他の漫画でも例えてみようとしたが、案外思いつかない。高校野球という一つのジャンルに特化して何本も作品を描き続けてきた水島先生だから成せる技なのだ。

実在したチームで例えるなら、桑田と清原を擁するPL学園と平成の怪物・松坂がいた横浜高校を戦わせてみるような話である。(例えが古いかな)

当時小学生だった僕はリアルタイムに作品を読んでいたわけではないし、全ての作品を読んでいたわけではないが、それでも胸アツになるぐらいプレミアムな設定だった。

ファミコンの大甲子園

ソフトの正しい名前は『水島新司の大甲子園』。ジャンルとしてはシュミレーションゲームになるのだが、発売元は意外にもアーケードゲームで有名なカプコン。よくよく考えてみると、その時はまだ『ストリートファイター』を発売する前のカプコンだった。

ゲームの内容は『ドカベン』と『大甲子園』の二つの物語を組み合わせたもので、原作をベースにしながら明訓高校で物語を進めていく。

試合ごとに1〜9回まで通しで戦うのではなく、用意されたシナリオに沿って試合の一部を戦うシステムになっていたはずだ。

守りのときはピッチャーを操作し、球種やコース、球の速度を選択。攻めるときは反対にピッチャーが投げる球を予測し、ミートゾーン(球のコース)とスイング速度(球の速度)を選択する。

キャラクターの能力に応じて投げられる球種が違ったり、ミートできるゾーンの広さが違ったりした。記憶では、必殺技を使うと画面が切り替わり、大きなアニメーションが流れた気もする。(「カキーン!!」みたいな)

まぁ、プレイをしたことがない人にいくら文字で説明しても伝わり切るわけもないので、こちらの動画を見てもらった方が何倍もわかりやすかったりする。


www.youtube.com

いや〜YouTube って何でもあるね。

今週のお題は「やり込んだゲーム」

昔の思い出を美化しているだけかもしれないが、僕にとってはファミコンぐらいがゲームとして、ちょうど遊びやすかったと思う。

今回チャレンジした今週のお題は「やり込んだゲーム」が本来のテーマなんだけど、ゲーム機が進化するに連れ、内容がより高度化し、手が混むようになっていくと、徐々に僕はついていけなくなってしまった。難しいというよりはクリアまでに掛かる時間が長過ぎて、途中で飽きるようになってしまったのである。

ファミコンはバグが多かったり、機能的に不便なところも多かったりしたけど、やり込み過ぎないでいられるぐらいのレベル感が僕には合っていたのかもしれない。

さて、昨日行われた2021年の甲子園決勝は智弁和歌山が21年ぶり3度目の優勝を果たした。甲子園を見て思い出すゲームはやはり大甲子園なのである。

久しぶりにまた遊んでみたい。ちなみに大甲子園の決勝はどんな対戦カードだったか覚えているだろうか。1チームはもちろん明訓高校。もう1チームは・・・。

答えてしまうのは野暮だからやめておく。気になる方はぜひ読み直すか、自分で調べて昔を懐かしんでくれたら嬉しい。

 

おわり