はじまりここから

下手の横好きではじめたエッセイ風のブログです。平凡な日々の中で感じたことを少しだけエモく綴っています。ジャンルはニュースや音楽など。

太陽の人と月の人

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トラブルは突然やってくる。

仕事で久しぶりに大きなトラブルにハマってしまった。おかげでここ数日はブログに割く時間も気力もなく、ようやく今朝書き始めた。

 

トラブルが起きるのは仕方がない

自分で起こすよりも他人からもうらうことの方が圧倒的に多いからだ。自分の力が及ばないところで起きてしまうものについては嘆いたってしょうがない。

致命的なダメージさえ負わずに済めば良しとする。

 

長い目で見ればプラスの変換になるかもしれないし、困難を乗り越えたときに人は成長する。

トラブルが起きたときは空元気でも気丈に振る舞うことが大切だ。

"何とかなるさ"の気持ちで取り組めばきっと道は開けてくる。

しんどいときこそお通夜みたいな顔をしててはいけない。

顔を上げて無理にでも笑う。

そういう心持ちが大事なのだと思う。

 

少なくとも僕は今までそういう風に教わってきた。

言葉でちゃんと教わったわけではない。

上司の背中を見て、自分なりに学んできた。

 

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辞令は突然にやってくる。

サラリーマンである以上、辞令には従わなくてはならない。

 

わかってはいるが、最近は納得のいかない辞令が多い。

「ウチの人事は馬鹿なのか?」

そう思ってしまうことが少なくない。

 

ありがたいことにここ10年ぐらいの間に会社の業績は大きく伸びた。

業績が上がれば自然と社員は増え、外からもいろんな人間が入ってくる。

 

親会社からの出向組や大企業からの転職組。

気付けばプロパー中心の会社から外部出身のキャリア達が支配する会社になっていた。

 

人事は馬鹿ではない。強か(したたか)なのだ。

本来考慮すべき個人の適正よりも、体裁の良い組織改革を断行する。

会社のためではなく、人事が評価を得るための人事を愚直に実行しているのだ。

下は納得できるわけがない。

だが、上からは評価される。

 

✳︎

 

まるで自分が異動するかのように書いているが、僕の異動はない。

僕の上司が異動する。

先程のトラブルに臨む姿勢も彼から教わった。

 

優秀な人間はどんな環境であれ、自ら成長し、いつかは必ず活躍するようにできている。

けれども優秀でない人間は違う。優秀でない人間が活躍できるか否かは上司の影響が大きいと僕は考えている。

どんな上司の下につくかは働く上でとても重要だ。

 

その点僕は運が良かった。

今いる自分のポジションは上司の彼の功績によるところが大きい。

何かあると僕はすぐに彼に相談してきた。望ましいことではないかもしれないが、長く彼に甘えてきた。

 

ただ、辞令が出てしまった以上は仕方ががない。

今度は僕が部下のために彼のような存在にならなくてはいけない。

けれども、それはたぶん無理だと思っている。

 

無責任に言っているつもりはない。できる限りの努力はする。

でも、僕と彼では違うのだ。

 

彼は太陽の人で、僕は月の人。

 

僕は自ら光を発することができない。誰かに光を照らしてもらってはじめて輝くことができる。

 

太陽の人はどんなグループにいても、どんな状況に置かれても周りに元気を与えてくれる。

 

僕は昔から太陽の人に憧れていた。その人がいるだけで場が明るくようなムードメーカー。

学生時代もクラスにはそんな奴が一人は必ずいた。

 

でも僕はずっとなれなかった。

だからわかる。

生まれ持った性格は簡単に変えることができない。

きっと努力しても根っから明るい太陽の人にはなれないのだ。

 

✳︎

 

さて、どうしたものか。

今はここまで書いておいて、取り止めもない、このオチのない文章をどうしようかで迷っている。

 

やっぱりまだトラブルの疲れが残っているみたいだ。

今後のことはゆっくり休んで考えよう。

 

ところであなたは太陽の人?

それとも月の人?

 

ブログの中ではせめて太陽の人でいれたらいいのにと思う。

 

おわり