Dr.STONEと面白い作品が生まれる理由
ある日突然降り注いだ光で全人類が石化してしまうー
突然何を言い出すのかと思われたかもしれません。けれども中にはピンときた人もいるんじゃないでしょうか。
週刊少年ジャンプで連載中の漫画『Dr.STONE』のお話です。
僕は漫画やアニメにはあまり詳しくないのですが、テレビ番組で紹介していたのをたまたま見ていて知りました。たしか"東大生が選ぶ勉強になる漫画"のランキングだったと思います。
勉強になると聞いて実際にアニメを見た妻と息子が面白いと言うので、僕も見てみたら本当に面白かったという具合です。
Dr.STONE
謎の光によって人類と、なぜか鳥だけが石化してから3700年。文明が滅んだ石の世界、ストーンワールド。
石化から目覚めた天才高校生・石神千空が科学の力で世界に文明を取り戻そうとする物語です。
千空は石化していた3700年もの間、意識を保つためにひたすら秒数を数え続けていました。(拷問を通り越して地獄としか思えないのですが…)
原始時代と変わらぬ何もない世界からのスタート。千空のモノづくりは石器から始まり、火薬や鉄、電気へと進化していきます。
中でも石灰から作り出した石鹸は、病気を治す術がないストーンワールドにおいて、医者代わりのまさにドクターストーン。
面白い作品が生まれる理由
僕は物語の入り口しかまだ見ていないので、先々の展開を知りません。それにしても興味深いストーリー設定ですよね。週刊少年ジャンプは次々と面白い作品を世に送り出してきます。
ここ数年、SNSによってプロだけでなく、素人でも自分の作品を簡単に発信できるようになりました。
はてなブログもそうですし、noteやツイッターなんかもそうです。漫画に限らず、面白い作品は溢れています。
僕は面白い作品に出会うと、なぜその人が面白い作品を生み出せたのか、理由を知りたくなるときがあります。
才能なのか、努力なのか。閃きなのか、経験なのか。その人にとって、面白い作品を生み出すために必要だったものを、面白いことが書けない僕に教えて欲しいんです。
この気持ち、何となくわかりますでしょうか。
アンマー
話は変わりますが、この前の母の日。母親を想う素敵なエッセイに出会いました。そして、そのエッセイにはかりゆし58の『アンマー』が最後に添えられていました。
聴いたことがない人は歌詞を意識しながら、ぜひ聴いてみて欲しいです。号泣間違いなしです。
と言うのも、この曲にはボーカルの前川さんのアンマー(母親)に対する想いと前川さんの半生がギュッと詰まっているんですね。
それはまさに感動のエピソード。不良だった前川青年。何度も彼が困らせたはずの母親は、音楽を進もうとする彼を唯一信じ、応援してくれたのでした。そのおかげで、この曲は生まれたのです。
やっぱり人の心を動かす作品というのは、その人の人生というか、バックボーンがあって生まれるものなんだとしみじみ感じます。
そう考えると、才能もなく、平々凡々に暮らしていたら面白いものが書けないのは当然かもしれませんね。
なんだか書きながら、書き続ける自信が無くなってきました。
おわり