はじまりここから

下手の横好きではじめたエッセイ風のブログです。平凡な日々の中で感じたことを少しだけエモく綴っています。ジャンルはニュースや音楽など。

noteの炎上に、はてなユーザーの僕が感じたこと

初めて購入したnoteの有料記事

いまだに自分のキャラが定まらず、文体もブレブレなaki800です。

はてなブログからの今週のお題は、買って良かった2020。今年僕が買って良かったと思うものの一つにnoteの有料記事があります。

エッセイや短編小説を集めた同人誌のnoteでして、僕にとっては初めて購入した有料記事でした。

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はてなブログに他社のブログサービスの紹介を書くなんて、頭がおかしいと思われるかもしれませんが、別にnoteの宣伝がしたいわけじゃないんです。ましてや、はてなブログに喧嘩を売るつもりはありません。

「だったらnoteに書けや」という意見があるかもしれませんが、そもそも僕は、はてなブログを始めたばかりでして、色々悩んだ上ではてなブログを選んだので、noteではなく、まだまだはてなブログにはお世話になりたいと思っています。

ただ、長く人生を歩んできたわりに、これまでまったくブログを書いたことがなかった僕は、はてなブログを始めたことで、今まであまり興味を持たなかったTwitterやnoteにも触れるようになりました。

自分で文章を書くようなり、思うように全然書けずに悩んでいると、プロでもない一般の人たちが信じられないぐらい上手で面白い文章を書いています。

もともと本もあまり読まず、ニュースやビジネス記事を中心に読んでいた僕にとって、そうして知った世界はとても新鮮でした。

僕が購入したnoteの記事は、新しい世界を探索する中で知り得た作品です。色んなものが無料で見たり、読めたりする今の世の中で、たとえ300円という少額であれ、そこまで著名ではない作家さんたちの作品にお金を払うという行為はとても有意義に感じました。

実際購入してみれば、わずか300円で21もの作品を読むことができ、実に充実した内容のものでした。

本来であれば、具体的に購入した記事の名前を出すべきですが、僕のような稚拙な文章しか書けないような人間が、エッセイや小説を紹介するという行為にはどうしても抵抗があり、こんなタイトルの記事を書きながら申し訳ないのですが、名前は伏せさせてください。

例えばですが、成績の悪い子が薦める参考書なんてみんな買おうと思わないじゃないですか。むしろ、その参考書の品質を疑われるのがオチです。

こんな具合に、上手くもない例えしかできない僕なんかが紹介しない方が良いという結論に至りました。

とにかく、それぐらい大切にしたいと思える僕にとっては記念の記事だったのです。

なので、単に事実まま書こうとすると、はてなブログを書いている僕がたまたま素晴らしいnoteの記事に出会えたというだけで、そこに何か目論みがあるわけじゃありません。

お題に対して、薄っぺらい中身になってしまいましたが、ご理解いただけたら幸いです。

noteとcakesの炎上

そして、そのnoteですが、最近は炎上が話題になっています。昨日(2020.12.18)もこのような記事を読みました。

diamond.jp

もちろん、noteと運営者のcakes側に問題があったのは確かですが、やっぱり炎上系の話題というのは「なんだかな~」と思ってしまいます。

擁護するつもりはありませんが、こうした記事を平たく読めば読むほど、cakesに非があることだけを強く印象付けてしまう気がします。

例えば、写真家の幡野広志さんがDV被害を相談した女性に対し、大袈裟とかウソだとか言ってしまった問題について、最終的に幡野さんと編集者が謝罪したことが書かれています。

この一文だけでは、単に悪いことをしてしまったから謝ったという事実しかわかりませんが、問題が発覚した後の詳しい経緯をちゃんと読むと印象は変わると思います。

こちらがその謝罪について書かれた記事です。

cakes.mu

また、代表の加藤氏に対するネットユーザーからの厳しい批判というのも考えさせられます。

もちろん、代表としての責任は重いものです。

謝罪内容としても、セオリー通りのやり方ではなかったかもしれません。

ただ、文章を読んでみると、加藤さんなりの謝罪方法だったと思いますし、謝罪の気持ちは少なからず僕には伝わってきました。

ちょい悪風のアイコンのまま謝罪するなという指摘も、揚げ足を取りにいったように思えなくありません。

得てして、炎上を盛り上げる人たちの発言にはやはり賛同できない部分があります。

ネットで起きる炎上について思うこと

今回のnoteにおける炎上騒動に限らず、ネット上では毎日のように炎上が起きていて、問題視する意見が増えているにも関わらず、炎上が無くなる日はありません。

特にネット世界では無くすことができない問題だとは思うのですが、やはり僕も一人の人間として、いつか同じことをしてしまわないよう心掛けておきたいことがあります。

それは、更生や改善を望まない相手に批判だけを繰り返す行為はやめようということです。

そもそもネット上で批判を繰り返す人の多くは当事者、つまり実際に自分が被害にあったのではなく、第三者的な立場の人が多いので、根本的に更生や改善を期待して批判しているわけではありません。

本当に被害の本質を捉えているかには疑問があります。

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今回で言えばnoteやcakesに対して、改善を願うための批判であればそれは構わないと思いますが、目的が自分の意見を主張するためだけであってはいけません。

先程のアイコンや謝罪内容に対する批判も、結局、相手が屈服している姿が見えないことが許せないのではないでしょうか。

もちろん憶測ではありますが、当たらずとも遠からずなのではないかと思います。

冒頭で書いたように僕は、はてなブログを通じて文章を書くようになり、下手なりに書くのが好きになってきました。

できればこれからも長く書くことを続けたいと思っています。

その中で批判的な内容をまったく書かないというルールをつくるつもりはありません。

けれでも、批判する相手に更生や改善を望むためにしない批判、相手を屈服させるためだけの批判は絶対にすることがないように心掛けていきたいと思います。

 

読書数がわずか11人の超初心者ブロガーが偉そうに言うのはいささか生意気だと自分でも思っていますが、本心を書いてみました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

おわり